|
最初にお読み下さいこのページから取得できるバージョン(0.04d版)は、現在デバッグ中のモノです。概ね問題無く動作しているようなのですが、現在までに分かっている問題として PDA JapanさんのサイトをWeb+TonsUPで表示しようとすると99%システムごとハングアップして、ソフトリセットを強いられます(S5mxにて確認)。 色々と試しながら調査はしているのですが、未だ原因が掴めておりません。Operaでは問題無いようです。私が試した限りでは、それ以外のサイトで今のところ問題は発生しておりませんので、ソフトリセットを恐れない方は(^^;;)新しい機能を試して 戴いて、また前述のサイト以外にも問題が発生するようなサイトがあればご報告戴けると大変助かります。使用される場合は、 旧バージョンに対して"Preferences"の設定項目等が変更になっておりますので、下記を参考にして下さい(004版公開用に書いたモノですが、まだ不備があるかも知れません)。 本バージョンは004版の正式公開版と区別する為、バージョン表示を"004d"としておりますので、ご注意下さい。 また、このようなレベルのモノを公開すべきでは無いなどのご意見もあれば、是非お聞かせて下さい。 |
作者はS5mxのみで動作確認しておりますが、revoでも動作しているとの報告を戴いております。
現在、作者の方で認識している主たるものは上記ですが、更に別の制限事項(及びバグ)が隠れている可能性は十分にあります。
revoでの動作確認は行っておりませんが、問題等報告戴ければ対応したいと思います。
| Proxy Server: | localhost |
| Port: | 8080 |
| Use Charset detectionが有効な時 | 接続先サーバのHTTPヘッダ"Content-type"または、読込んだhtmlファイル内の<META HTTP-EQUIV>タグ内で指定された"charset"を元に判断(従来方式)。 エンコーディングの設定に使用されるcharsetの優先順位は、HTTPヘッダのcharsetに対し htmlファイルの<META HTTP-EQUIV>内のcharsetが優先される仕様となっています。 |
| Use Encoding detectionが有効な時 | 接続先サーバより転送したhtmlデータを読込み、そのバイナリコードよりエンコーディングを判別。制限事項として、現状はJIS/ShiftJIS/EUC-JPのみの判別で、UTF8の検出が出来ません。(UTF8はShiftJISと誤検出されます) |
TonsUPは現状、接続先サーバのHTTPヘッダ"Content-type"または、読込んだhtmlファイル内の<HTTP-EQUIV>タグ内で"charset"が指定されている場合のみ、日本語エンコードを自動認識しようとします。
TonsUPは、日本語エンコードを認識出来なかった場合、デフォルトのエンコードを使用してUTF8への変換を行います。デフォルトのエンコードの設定は、Ctrl+CまたはメニューTools->Encodingsより指定します。
日本のWebサイトはShift-JISでエンコーディングされている場合が多いようです。もし文字化けして正しく表示されない場合はJISやEUC等他のエンコーディングを試してみてください。
(Operaを使用している場合は、日本語エンコーディングの設定が正しくても一部文字化けするようです。OperaのデベロッパであるKeith Hollis氏に問い合わせたところ、次のOpera for Epoc Ver.4.0ではUTF-8/16に対応するとのことでしたので、この問題もFixすると期待しています。)
現在、charsetより日本語エンコードを自動判別しようとするのは、charsetに下記キーワードが見つかった場合です。
| 認識するエンコード | "charset"内のキーワード |
|---|---|
| Shift-JIS | SHIFT_JIS, SHIFTJIS, X-SJIS, MS_KANJI |
| EUC-JP | EUC-JP, EXTENDED_UNIX_CODE, CSEUC |
| JIS | ISO-2022-JP, JIS(上記Shift-JIS以外で) |
| UTF-8 | UTF-8, UTF8 |
| File | |||
| Close(Ctrl+E) | TonsUPを終了する | ||
| View | |||
| Display | |||
| Show TonsUP(Ctrl+V) | TonsUPを表示する | ||
| Hide TonsUP(Shift+Ctrl+V) | TonsUPを隠す(メニューやショートカットは使用可) | ||
| Tools | |||
| Encodings(Ctrl+C) | デフォルト日本語エンコードを指定(送受信共通) | ||
| Cancel Xfer(Ctrl+Z) | 転送を中断(ブラウザ側で転送をキャンセルしたりした際、TonsUPが応答していないような場合に使用してみて下さい) | ||
| Preferences(Ctrl+K) | 初期設定 | ||
| Help(Shift+Ctrl+H) | ヘルプ(未サポート) | ||
| About TonsUP(Shift+Ctrl+A) | About | ||
| Encode(Ctrl+C) | Tools->Encodingメニューと同義 |
| Setup(Ctrl+K) | Tools->Preferenceメニューと同義 |
| Cancel(Ctrl+Z) | Tools->Cancel Xferメニューと同義 |
| Exit(Ctrl+E) | File->Closeメニューと同義 |
Preferenceメニューで設定できる項目
| Port for TonsUP | ブラウザ側で指定するプロクシのポート(デフォルトは8080) |
| Use Charset Detection(Japanese) | Charsetを検出しての日本語エンコーディング自動判別を有効とするかの設定 |
| Use Endoding Detection(Japanese) | バイナリコードからの日本語エンコーディングの自動認識を有効とするかの設定 |
| HTTP header's newline char is always CR+LF | HTTPヘッダの改行コードは常にCR+LFであると想定する。 これを有効としていると、若干ヘッダ読込み速度が改善されるが、一部サーバが出力するヘッダが正しく読込まれない場合がある。(デフォルトは無効。yahooのサイトへアクセスする際は、このスイッチを無効としておく必要がある。) |
| Tepmorary buffer size(KB) | Socketの転送に使用する一時バッファのサイズをキロバイト単位で指定(1KB〜100KB)。(デフォルトは1KB) |
Preferenceダイアログ内のExternal Proxyボタン(Ctrl+P)で設定できる項目
| Use External Proxy | 外部のプロクシサーバを使用するかの設定 |
| External Proxy | 使用する外部プロクシサーバのアドレス(上記項目で外部プロクシを使用する設定とした時のみ有効) |
| Port for External Proxy | 外部プロクシサーバで使用するポート(上記項目で外部プロクシを使用する設定とした時のみ有効) |
| Exceptions | 外部プロクシサーバを使用する際に、例外的にプロクシサーバを介さず直接アクセスしたいドメイン名を指定。複数有る場合は、セミコロン(';')で区切って指定。(上記項目で外部プロクシを使用する設定とした時のみ有効)【充分な確認が出来ていません】 |
| Shift+Ctrl+S | 全てのHTTPヘッダを表示/非表示をトグル |
Keith Walker氏は、CDescriptor.opx、CSocket.opxを使用するソフトウェアの配布を許可しています。
UniOpx.opxに関しては、UniFEP技術情報使用条件に従う必要があります。
Ken Lunde氏による、jcode.cの利用/配布に関する制限事項は、同ソースファイルのヘッダに記述があります。
また、今回の公開は「試験公開」の為、基本的には如何なるカタチでの転載・再配布も禁止致します。
TonsUPのソースコードの使用は上記条件の範囲内で基本的に自由としますが、ソースコードの改変を行った場合は、名前/アイコン/UIDを必ず変更して下さい。
また、TonsUPのソースコードをベースに開発されたモノを公開される際には、作者に連絡する必要があります。
(これは、TonsUPの一部がKeith Walker氏によるモノである為で、著作権的な問題がクリアになるまでの制限とさせて下さい。近日中にKeith Walker氏に確認します。)
| リンク | ファイル名 | アーカイブ内容 | バージョン情報 |
|---|---|---|---|
| TonsUP003.zip(09Oct00) | TonsUP.SIS(TonsUP.app, TonsUP.aif) | Transfer-Encoding: chunkedに対応。ブラウザ側で転送キャンセルされた場合の応答を改善。 | |
| TonsUP003s.zip(09Oct00) | TonsUP.opp, TonsUP.mbm, TonsUPm.mbm, TonsUP.pkg | Ver.0.03のnOPL+用ソースコード、その他ビルドに必要なモノ一式。未整理で汚いコードですが、恥ずかしながら^^;取敢えず公開します。ビルドには別途、CDescriptor.oxh, CSocket.oxh, UniOpx.oxhが必要です。 コードの先頭付近で"DEBUG"をdefineすると、C:\TonsUP.logに全てのHTTPセッションをログします(textのみ)。その他質問等はメール/BBSでお願いします。 | |
| TonsUP004d.zip(19Nov00) | TonsUP.SIS(TonsUP.app, TonsUP.aif), Jcode.SIS(Jcode.opx, Jcode.oxh) | jcode.opxを使用して、日本語エンコーディングの自動認識をサポート。テンポラリバッファサイズを可変にした。1行が255文字を超えるHTTPヘッダに対応した。使用している日本語エンコーディング判別方法をタイトルバーに表示するようにした。HTTPヘッダの改行がCR+LFでない場合に対応した。"About"ダイアログを少し変更した。 | |
| TonsUP004ds.zip(19Nov00) | TonsUP.opp, TonsUP.mbm, TonsUPm.mbm, TonsUP.pkg, Jcode.SIS | Ver.0.04のnOPL+用ソースコード、その他ビルドに必要なモノ一式。jcode.opxのソースコードに関しては別途公開致します。 |
