UniEDとは…

使い方等は、実際に使って戴くと大体お判り戴けると思いますので、表面から判りにくい部分だけ説明させて戴きます。

• 使用するには…
  
  UniEDを使用するには、CDescriptor.opx, UniOpx.opxが必要です。 UniOpx.opxは、UniFEPインストール時に同時にコピーされているはずです(i.e. UniFEPがインストールされている必要があります)。CDescriptor.opxは、こちらにて配布されております。

• トランスレートするには…
  
  UniEDのソースをトランスレートするには、上記各OPX用のヘッダファイルCDescriptor.oxh, UniOpx.oxhとConst.ophがさらに必要となります。 UniOpx.oxhは、UniFEPと同時にはインストールされないようです。(私の5mxにUniFEP for 5mxをインストールした時にはコピーされなかったと思いますが、もし違っていたら指摘して下さい)。UniOpx.oxhが見つからなかった場合は、Enfourの開発者向けページにあるOPL Sample Applicationのパッケージにもテキスト版が含まれています。 CDescriptor.oxhは、上記CDescriptor.opxのパッケージに同梱されています。 もし、Const.ophが無かった場合は、OPLのエディタのToolsメニューより"Create standard files"を選択して下さい。同じフォルダに作成されるはずです。

• 特徴・欠点など
  
  • 起動時に、編集に使用するバッファサイズを1〜100KBの範囲指定できます。
    既存のファイルを開く場合には、開くファイルのサイズ＋指定バッファサイズが編集可能なサイズとなります。 新規作成時は、指定したバッファサイズ内で編集が出来ます。
    UTF8以外の日本語コードは２バイトであると仮定して、実際にdEDITMULTIで使用するバッファサイズは指定サイズ(＋ファイルサイズ)の3/2倍してあります。 dEDITMULTI内で編集可能バッファサイズに達すると、その旨メッセージが出ますがdEDITMULTIのダイアログ内で編集した分のデータは保存出来るよう保証しているつもりです。 100KBもあれば充分かと思っておりますが、さらに必要であればソースを変更して下さい。

  • 起動時に、ファイル名を引数としてとる事が出来ます。
    他のアプリケーション等からコマンドラインでファイル名を渡された場合に、そのファイルを開きます。その際、デフォルトで日本語エンコードはShiftJISとなり、バッファサイズは32KBとなります。

  • UniFEPが起動されていなくても使用可能です。
    UniFEP(UniOpx.opx)がインストールされている必要はありますが、必ずしも起動されている必要はありません。当然、UniFEP未起動時には日本語の表示は出来ませんが、日本語コードを含まないテキストの編集は可能です。

  • 保存時の改行コードはCR+LF固定です。
    開く事の出来る改行コードはCR/LF/CR+LFに対応しているつもりですが、保存時には何も考えずにCR+LFに変換してしまいます。

  • 画面サイズは、s5/s5mx/revoのみを想定しています。
    一応、revoの画面サイズにも対応しているつもりですが、不都合がありましたらご連絡下さい。
    revoの画面サイズ対応に関しては、TaniKさんにJNPのソースを提供して戴き、macoyさんのrevoを動作確認に使用させて戴きました。お２人に感謝致します。

  • 遅いです。
    小さなファイルだとあまり感じないかも知れませんが、それなりに大きなファイルになると、読込みや改行コードの変換に時間が掛かります。
    改行コードの変換って、UniOpx.opxで出来ましたっけ…？ だとしたら、そっちを使ったほうが早いですね、きっと。いや…出来なかった気がしますね…。

  • ファイルセーブ時にエラーしたら全て忘れます。
    ファイルセーブ時に、ファイルのオープンや書込みに失敗した場合には、ダイアログを表示するだけで終了してしまいます。本当は再度ファイル指定のダイアログを表示してやり直すべきだと思うので、今後直すかも知れません。通常は殆ど起こらないはずですが。
    因みにROM(z:ドライブ)のファイルをセーブしようとすると、この現象となります。

  • バグがあります(たぶん)。
    一応公開するにあたり、それなりのデバッグをやったつもりですが、まだまだバグが潜んでいる可能性がありますので、ご使用の際は自己責任でお願い致します。
    バグレポート、ご要望等はいつでも歓迎致しますので、宜しくお願い致します。
    尚、動作確認はSeries5mx(UK)で行なっております。

  • アイコンはテンポラリではありません。
    UniEDのアイコンは、一応、ウニをイメージして作成しました。アプリケーションにするのに、アイコンが無いと何かと不便かと、思い付きで作りましたが、今後新しくアイコンをデザインする気はありません(笑)。

• 誰か教えて下さい
  
  • dEDITMULTIで編集中のESCキーを無視出来ませんか？
    dEDITMULTIで編集中に誤ってESCキーを押してしまうと、それまでに編集された内容が破棄されてしまいますが、これを回避する方法はないでしょうか…？
    ESCキーが押された時点で使用していたバッファをそのまま使用して、再度dEDITMULTIを起動しても、編集内容が反映される前の初期状態に戻ってしまいます。
    何かよい方法はないのでしょうか…？

配布条件、著作権等

Keith Walker氏は、CDescriptor.opxを含むソフトウェアの２次配布を許可しています。
UniOpx.opxに関しては、UniFEP技術情報使用条件に従う必要があります。

その他

ダウンロード

UniEDはnOPL+で開発されています。UniED.OPLは標準のOPLソースですが、コメントが一切ありません。 コメントを参照したい場合は、nOPL+を使用になるかUniED.OPPをテキストエディタでご覧下さい。

ご意見・ご要望・ご質問・苦情の送付先

かみとかずき (KAMITO, Kazuki)
"carz" at "nifty" dot "com"
まで、お願い致します。

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